眠りを極める

眠る前にすると良いこと

イメージトレーニングをして眠る

イメージトレーニングというのは、物事が成功するイメージ、プラスのイメージを頭で想像して暗示をかけ、実際にも自分を成功へと導くという方法です。スポーツ選手などは、このイメージトレーニングをよく活用するといわれています。

イメージトレーニングは、入眠にも使えます。生活している中でイヤなことやつらいこと、面倒だなぁと思うことがある時などは、ふとんに入る前にトレーニングして、頭の中をプラスのイメージでいっぱいにしましょう。
良いイメージを思い浮かべると、それに合った神経回路を使う状態が頭の中で再現されることになり、これを繰り返していると実際に何か行動をしようとした場合にも、やる気や元気がわき、プラスのイメージの神経回路が働くようになってきます。

眠るときには、『気持ちいい』『あたたかい』『眠い』といった言葉や光景を思い描きます。プラスのイメージを持つことで、眠り上手に近づくのです。

ぬるめのお風呂に入る

疲れたり忙しかったりすると、お風呂につかってゆっくりしたいと思うことがあるでしょう。入浴がリラックスした気分をもたらしてくれたり、ストレスを緩和させてくれることは、脳生理学でも明確にされています。

人間の体は、体温が下がっていく時に自然と眠りが訪れます。お風呂に入って体が温まると当然体温は上がるわけですが、お風呂を出ると再び下がり始めます。これは、体温の変動によって自然に眠りに誘われるということですから、ぜひ、入眠に活用したいものです。

体や心の疲れを癒やし緊張をほぐしてくれる入浴ですが、最近ではさまざまな入浴剤があるので、こういったものを利用すればさらに効果的です。

気をつけなければならないのは、お湯の温度。就寝前は、ぬるめのお湯につかること。39℃くらいのぬるめのお湯に、20分くらいつかって、ゆっくりと体を温めるのが良いです。熱いお湯に入ると心臓に負担がかかるし、出た後には体温調節のために血管が収縮したり、筋肉が緊張したりと、リラックスには逆効果です。

モバイルバージョンを終了